タイ・カンチャナブリ県の学習センター「虹の学校」への教育・生活支援開始について

タイにおいて子どもたちの教育および生活支援を行う

「虹の学校(Rainbow School Thailand)」との出会いを契機とし、同校への公式な支援活動を開始いたしました。

弊社はこれまで、電気設備工事を通じて地域社会の安全やインフラ構築に貢献してまいりましたが、その社会的責任(CSR)の一環として、国境を越えた次世代の育成支援にも取り組んでまいります。


■ 支援の背景と目的

今回の支援は、偶然のご縁から始まりました。

同校の校長先生から、国籍がないために厳しい制限を受けながらも、必死に前を向いて生きようとする子どもたちの現状を直接伺いました。

そのお話に触れ、「私たちにも何かできることはないか」

「過酷な環境にいるこの子どもたちの力になりたい」と思い支援をさせていただく事にしました。


■ 弊社の支援内容について

同校に通う子どもたちの教育機会の拡充と、健やかな心身の成長を多角的にサポートするため、弊社からは以下のを対象とした支援を実施いたします。


大運動会・フィールドスタディへの支援

同校が子どもたちの協調性、忍耐力、そして地域社会との絆を深める目的で毎年開催している主要行事の運営をサポートします。

教室内の学習だけでは得られない、豊かな人間性や社会性を育む体験の場を守り続けます。


■ 「虹の学校(Rainbow School Thailand)」について

タイ西部、ミャンマー国境に隣接するカンチャナブリ県サンクラブリー郡に位置する「虹の学校」は、複雑な社会的背景を持つ子どもたちのための学習センターです。

https://www.rainbowschoolthailand.com/ja/main/


設立の背景と対象者

2008年の創立以来、地理的・経済的な理由で就学機会に恵まれなかったカレン族やモン族などの山岳民族の孤児、あるいは極度の貧困家庭の子どもたちを積極的に受け入れています。


直面している深刻な課題

在籍する生徒の多くは無国籍状態にあります。

身分証明ができないため、パスポートの取得はもちろんのこと、国内における自由な移動や将来の就労にも厳しい制限が課せられており、タイ社会において極めて不安定で過酷な境遇に置かれています。


独自の教育方針

将来的なタイ国籍取得を見据えた法的手続きのサポートを継続しつつ、仮に国籍の有無という壁があったとしても自立して生きていけるよう、国籍に関わらず「生きる力を育む教育」を実践しています。

基礎学力に加え、実生活に直結する包括的な生活・教育支援を展開しているのが特徴です。


■ 弊社が支援する主な学校行事の詳細

支援の対象となる行事は、単なるイベントではなく、子どもたちのアイデンティティ形成やサバイバル能力を養うための不可欠なプログラムです。


大運動会(地域共生型スポーツイベント)

毎年年末に3日間という長期間にわたって盛大に開催される一大行事です。「虹の学校」の生徒のみならず、周辺地域の村々の子どもたちも参加します。

マラソン、サッカー、東南アジア伝統のセパタクローなどの競技を通じ、スポーツマンシップを学ぶとともに、異なる背景を持つ子どもたち同士の団結力やフェアプレーの精神を育む貴重な地域交流の場となっています。


森合宿・フィールドスタディ(伝統とサバイバルの学び)

毎年3月に5泊6日の実践的な日程で実施される野外課外活動です。

山岳民族の熟練した大工さんたちを講師として招き、大自然の森の中で自ら食料を調達し、竹を切り出して自分たちの寝床を設営するといった体験を行います。

厳しい自然環境を生き抜く実践的な知恵を身につけるとともに、失われつつある民族固有の豊かな文化を肌で学び、継承していく重要な教育機会となっています。


■ まとめ

高野電気工業は、電気設備改修という日常のインフラを支える事業に誇りを持ちつつ、今後は事業を通じた社会貢献とともに、こうした国内外の教育・自立支援活動への協賛を継続してまいります。

皆様におかれましても、弊社の新たな取り組みへのご理解と、タイの子どもたちの未来に対する温かいご支援・ご関心をお寄せいただけますと幸甚に存じます。


▼ご支援に賛同いただける方は画像をクリックしてHPからご確認ください


▼こんなうれしいお手紙も頂きました